最近、鉛筆を使っていますか?
巷はゴールデンウィークの真っ只中。あえて鉛筆と向き合ってみましょう。
1886(明治19)年、眞崎仁六が東京・新宿(新宿区内藤町)に眞崎エンピツ製造所(三菱鉛筆)という工場を創立したのがこの日。日本初の工場生産によるエンピツの製造販売を開始した日だそうです。
小学生のころは毎日のように鉛筆を使っていたのに、いつの間にか使わなくなってしまいました。今もあまり使う機会がありません。でも自分の子どもには鉛筆の温かみを知ってもらいたいと思っています。カチカチ押せば出てくるシャープペンシルも便利ですが、鉛筆にはドラマがあります。丸くなっては削り、丸くなっては削り、握れるギリギリまで使っていたことを思い出します。削り方を失敗し、すぐに芯が抜けてしまってまた削り直したり、鉛筆削りの中に溜まった削りかすを捨てるときに床にぶちまけてしまったなどプチハプニングがいっぱいありました。少し面倒だなと思うことも今となっては温かい思い出です。使えるまではきちんと使うという物を大切さも学んだ気がします。