たくさん遊んでお祝いした後は、ゆっくりお風呂!こどもの日の由来や菖蒲湯の意味をおさらいしながら、菖蒲湯でさっぱり汗を流してリラックスしましょう!
こどもの日はもともと「端午の節句」として古代中国で始まった厄払いの行事。日本でも古くから取り入れられ、平安時代には宮中行事に。この頃から菖蒲やよもぎを使った行事が広まっていきました。 江戸時代には、武士たちの間で菖蒲が「尚武」に通じるとし、男の子の行事として考えられていきます。
菖蒲湯の意味は?
5月5日にたてた風呂に菖蒲を入れ、これにはいると暑い夏を丈夫に過ごせると言われています。また風呂の中で菖蒲の葉の鉢巻を締めるとその効果はさらに高まると言い伝えられます。 これも元々中国の人々が長寿や健康を願って菖蒲を用いていたことから今に伝わる伝統になったもの。 また昔から端午の日というのは春から夏への変わり目と考えられていました。季節の変わり目というのは体調を崩しやすいもの。香りが強い菖蒲は悪疫を退散させるものとして薬湯として用いられ、古くから民間療法としても取り入れられていました。季節の変わり目を快適に過ごそうという習慣と年中行事が結び付いて今に至るようです。 季節の変わり目を乗りきりかたを生活と文化に根付かせた昔の人の知恵はすごい?そんな由来を教えながら、ゆっくり家族風呂を楽しんでくださいね!