災害の時最も弱い存在と言っても過言ではないのが、授乳中の赤ちゃんを抱えたママ。授乳をどうするのかという問題と仮に避難所生活になった場合に回りへの配慮をしなければならないというストレスやプライバシーの問題も発生します。そんな災害時の母乳育児について、人気授乳服メーカー「モーハウス」さんにどう向き合えばよいか教えてもらいました。
東日本大震災、熊本地震・・・数々の大震災に続き「30年以内に70%程度の確率で発生する」と政府の地震調査研究推進本部(地震本部)が発表しているのが首都直下型地震。マグニチュードM7級の大震災が人口が密着する東京で起きたら・・・!?そして地震大国である日本に住む私たちはどこに住んでいても他人事ではありません。そしてそんな災害時に最も弱い存在になりうるのが授乳中の赤ちゃんとママ、そしてその家族と言えるのではないでしょうか?それは小さな赤ちゃんを抱えて避難所生活になった場合、1日に約10~12回行う授乳の度に部屋の隅や人目につかない場所に移動しなければならないこと。泣き声をまわりに配慮しなければならないストレス、そして特に母乳育児であればまわりの目を気にしながら行うプライバシーの問題もあります。そんな「いざ」という時のための授乳(母乳育児)のハウツーを、授乳服ブランドモーハウスさんがまとめてくれました。
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母乳は足りているの?
1日に7回以上授乳していて赤ちゃんが1日に6回以上おしっこをしていれば足りています。
母乳の出をよくする方法
授乳の回数をいつもより増やす。(いつも10回なら、15回にするなど)
ママの体をあたためて血行をよくする。特に足・腰・背中を温めてみて。
ママがリラックスすることが大事。誰かと話しましょう。
あまり出ていなくても、赤ちゃんにおっぱいを毎回吸ってもらいましょう。
母乳が出ているかな?心配
食べ物が少なくママ自身の栄養が足りていないときも母乳の中の栄養分は足りています。非常時でもけっこう母乳は出るそうです。自分の力を信じましょう。万が一ストレスで一時的に出なくなっても、赤ちゃんにおっぱいを吸わせていれば何日かでまた母乳が出てきます。あきらめなくて大丈夫。
混合授乳や粉ミルクのとき
哺乳瓶を消毒出来ないときは、新生児でもコップを使ってミルクを飲ませることができます。
清潔なコップを使うことで赤ちゃんの感染症や下痢を減らせます。
紙コップの場合は使い捨てにしましょう。
流し込むとむせるので、赤ちゃんに少しずつ吸ってもらいましょう。
避難所にママのスペースを
できれば、授乳コーナーやおむつ替えコーナーを作ってもらいましょう。
リーダーや保健師、看護師、助産師、医師を探して相談しましょう。
赤ちゃんのいるママと話してみましょう。ほっとします。
何人で集まり、輪になって話そう。知恵や情報を分かち合い助け合えます。
避難所で夜泣いたら・・・
「赤ちゃんや小さい子は、夜中に何回か起きて泣くことがある」ということを避難所のリーダーさんからみんなに説明して貰いましょう。紙に書いて壁に貼るのもよいでしょう。事前の説明は大事です。
備えあれば憂いなし。知っているのと知っていないのでは状況の捉え方が違うもの。ぜひ情報として知っておいてほしい、そしてママや家族の間で広めてほしい内容ですね。コピーフリーですので、この記事の最後にPDFをリンクしておきました。PCやスマートフォンに保存したりプリントアウトして各ご家庭でご利用ください。
「授乳服があれば、子育てはもっと楽しめる」をモットーに授乳中も子育て中も自分らしいライフスタイルを楽しむ応援をしているモーハウス 。東日本大震災、先の熊本地震には母乳育児の助けになるように授乳服を送る活動を行ったそう。写真は熊本県助産師会が地震後に運営をしている母子ケア施設に授乳服を届けたもの。授乳の助けになるだけではなく、早く日常を取り戻したい、1週間以上同じ服を着ていたというママたちの笑顔を取り戻すお手伝いにもなっています。
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災害時の母乳育児・授乳・夜泣きについて
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